CSSの疑似要素(Pseudo-element)とは?基本構文と実例付きでわかりやすく解説
CSSの疑似要素(Pseudo-element)とは、要素の一部を指定してスタイルを適用するためのセレクターです。たとえば、テキストの最初の1文字や1行目など、通常のセレクターでは選択できない特定の部分をターゲットにできます。また、::before と ::after を使えば、要素の前後にコンテンツを挿入することも可能です。
基本構文
疑似要素は、セレクターに続けて「::」+疑似要素名という形式で記述します。基本的な書き方は以下のとおりです。
Selector::pseudo-element {
css-property: /*値*/;
}サンプルコード①:カウンターを使った番号付け
ここでは、::before と ::after を使って、リスト項目の前後に自動的に番号(ローマ数字と算用数字)を表示する例を紹介します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
ol, ul {
list-style: none;
counter-reset: demo_var2;
}
ul {
counter-reset: demo_var1;
}
ol > li::before {
counter-increment: demo_var2;
content: counter(demo_var2, lower-roman) ") ";
}
li::after {
counter-increment: demo_var1;
content: " " counter(demo_var1) ". ";
}
</style>
</head>
<body>
<ul>
<li>Demo Line</li>
<ol>
<li>demo line</li>
<li>demo line</li>
</ol>
<li>Demo Line</li>
<ol>
<li>demo line</li>
<li>demo line</li>
</ol>
<li>Demo Line</li>
</ul>
</body>
</html>出力結果
上記のコードを実行すると、各リスト項目の前にローマ数字、後ろに連番が付いた次のような出力が得られます。

サンプルコード②:プレースホルダーの装飾
次に、フォームの ::placeholder 疑似要素を使って、入力欄のプレースホルダーテキストの色やフォントスタイルを変更する例を見てみましょう。ブラウザごとのベンダープレフィックスにも対応しています。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
::-webkit-input-placeholder { /* Edge 対応 */
color: blue;
font-style: italic;
}
:-ms-input-placeholder { /* Internet Explorer 対応 */
color: blue;
font-style: italic;
}
::placeholder {
color: blue;
font-style: italic;
}
</style>
</head>
<body>
<h2> Sample Form </h2>
<textarea id="desc" name="desc" rows="5" cols="33" placeholder="Type here"></textarea>
<br />
<input type="text" name="author" placeholder="author name">
</body>
</html>出力結果
このコードを実行すると、テキストエリアと入力欄のプレースホルダーが青色のイタリック体で表示されます。

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