CSSのアンカー疑似クラス(:link・:visited・:hover・:active)の使い方
CSSの疑似クラスセレクターである :active、:hover、:link、:visited を使うと、リンク(アンカー要素)の状態ごとに異なるスタイルを適用できます。
疑似クラスを正しく機能させるための指定順序
これらのセレクターは、記述する順序が非常に重要です。正しく動作させるためには、必ず以下の順序で定義してください。
- :link
- :visited
- :hover
- :active
この順序は「LVHA」と呼ばれることもあり、:hover や :active のスタイルが、先に定義した :link や :visited のスタイルによって上書きされないようにするための基本ルールです。
CSS疑似クラスの基本構文
a:(pseudo-selector) {
/* declarations */
}例1:リンクの状態ごとにスタイルを変える
CSSアンカー疑似クラスを使用した具体的な例を見てみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
div {
display: flex;
float: left;
}
a {
margin: 20px;
padding: 10px;
border: 2px solid black;
text-shadow: -1px 0px black, 0px -1px black, 0px 1px black, 1px 0px black;
font-size: 1.1em;
}
a:link {
text-decoration: none;
}
a:visited {
color: blueviolet;
}
a:hover {
color: orange;
font-size: 150%;
font-weight: bold;
box-shadow: 0 0 5px 1px grey;
}
a:active {
color: red;
box-shadow: inset 0 0 15px red;
}
</style>
</head>
<body>
<div>
<h2>Your favourite sports?</h2>
<a href="#">Football</a>
<a href="">Cricket</a>
</div>
</body>
</html>出力結果
初期表示は以下のようになります。

最初のリンクにマウスカーソルを合わせると(ホバー時)、次のような表示になります。

リンクをクリックした瞬間(アクティブ時)は、以下のように変化します。

例2:グラデーション背景上でのアンカー疑似クラス
もう一つ、別のサンプルを見てみましょう。この例では、グラデーション背景の上に配置したリンクに対して、各状態のスタイルを設定しています。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>CSS Anchor Pseudo Classes</title>
</head>
<style>
div {
color: #000;
padding:20px;
background-image: linear-gradient(135deg, grey 0%, white 100%);
text-align: center;
}
.anchor {
color: #FF8A00;
}
.anchor:last-child {
color: #03A9F4;
}
.anchor:visited {
color: #FEDC11;
}
.anchor:hover {
color: #C303C3;
}
.anchor:active {
color: #4CAF50;
}
</style>
<body>
<div>
<h1>Search Engines</h1>
<a class="anchor" href="https://www.google.com" target="_blank">Go To Google</a>
<a class="anchor" href="https://www.bing.com" target="_blank">Go To Bing</a>
</div>
</body>
</html>出力結果

まとめ
アンカー疑似クラスを使いこなすことで、未訪問・訪問済み・ホバー中・クリック中といったリンクの状態を直感的にユーザーへ伝えられます。特に :hover や :active のフィードバックは、Webサイトの操作性やUX向上に大きく貢献します。定義順序「LVHA」を守り、効果的なリンクスタイリングを実装しましょう。
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