CSSのposition: static(静的ポジショニング)とは?基本と使い方を解説
CSSにおける静的ポジショニング(static positioning)は、すべての要素に適用されるデフォルトの配置方法です。要素は通常のドキュメントフローに従って配置され、top、bottom、left、rightといったオフセットプロパティの影響を受けません。
静的ポジショニングを明示的に指定するには、position: static;を使用します。
position: static の特徴
- 要素はHTMLの記述順序どおりに、通常のドキュメントフローで配置されます。
top・bottom・left・rightプロパティを指定しても効果はありません。z-indexも機能しないため、重なり順の制御には使えません。- 特別な理由がない限り、明示的に指定する必要はありませんが、他のposition値をリセットしたい場合などに役立ちます。
コード例
それでは、実際の使用例を見てみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
div.static {
position: static;
color: white;
background-color: orange;
border: 2px dashed blue;
}
</style>
</head>
<body>
<h2>デモ見出し</h2>
<p>これはサンプルテキストです。</p>
<p>これはサンプルテキストです。</p>
<div class="static">
position: static;
</div>
<p>これは別のサンプルテキストです。</p>
</body>
</html>
表示結果

上記のコードを実行すると、オレンジ色の背景と青い破線のボーダーを持つdiv要素が、通常のドキュメントフローに従って段落の間に配置されます。position: staticが指定されているため、たとえtopやleftなどを設定しても、要素の位置はまったく変わりません。
まとめ
position: staticはCSSのデフォルト値であり、要素を通常の流れの中に配置します。位置の調整が必要な場合は、relative、absolute、fixed、stickyなどの他のposition値を検討しましょう。
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