CSSのtransform-originプロパティの使い方を解説!変形の基準点を変更する方法
transform-originプロパティとは?
CSSのtransform-originプロパティを使うと、transformで変形(回転・拡大縮小・傾斜など)される要素の基準点(原点)を自由に変更できます。
デフォルトでは要素の中央(50% 50%)が基準点に設定されていますが、このプロパティを指定することで、回転やスケール変換の起点を要素の任意の位置に移動させることが可能です。
値の指定方法は主に以下のとおりです。
- キーワード:
top、bottom、left、right、centerなど - パーセンテージ:
30% 40%のように要素のサイズに対する割合で指定 - 長さ(px、em など): 要素の左上から の距離で指定
- 3つ目の値: Z軸方向のオフセットを指定することで、3D変形にも対応
サンプルコード
以下のコードを実行すると、transform-originプロパティの動作を実際に確認できます。青いボックスが基準点「30% 40%」を起点に10度回転します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
.demo1 {
width: 300px;
height: 300px;
background-color: yellow;
}
.demo2 {
width: 200px;
height: 200px;
background-color: orange;
}
.demo3 {
width: 100px;
height: 100px;
background-color: blue;
transform: rotate(10deg);
transform-origin: 30% 40%;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>回転のデモ</h1>
<div class = "demo1">Demo
<div class = "demo2">Demo
<div class = "demo3">
Demo
</div>
</div>
</div>
</body>
</html>
実行結果のポイント
このサンプルでは、3重にネストしたdiv要素を用意しています。一番内側の青いボックス(.demo3)にtransform: rotate(10deg)を指定し、さらにtransform-origin: 30% 40%とすることで、要素の左上からX方向に30%、Y方向に40%の位置を基準に回転します。
基準点の指定を変えたり、値を削除してデフォルト(中央)と比較したりすると、transform-originが変形の見え方に大きく影響することが理解できるでしょう。アニメーションと組み合わせれば、より自然で表現力豊かな動きを実現できます。
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