CSSの:first-line疑似要素を使ってテキストの最初の行に特別なスタイルを適用する方法
CSSの :first-line 疑似要素を使用すると、ドキュメント内の要素の最初の行にだけ特別なスタイルや装飾効果を追加できます。段落の冒頭を目立たせたい場合などに便利なセレクターです。
基本的な使い方
:first-line は、指定した要素の実際に表示されている最初の行にのみスタイルが適用される疑似要素です。ブラウザのウィンドウ幅によって行の折り返し位置が変わっても、常に「表示上の1行目」に対してスタイルが反映されます。
サンプルコード
以下のコードを実行すると、テキストの最初の行に特別なスタイル(下線)を適用する動作を確認できます。
<html>
<head>
<style>
p:first-line {
text-decoration: underline;
}
p.noline:first-line {
text-decoration: none;
}
</style>
</head>
<body>
<p class = "noline"> この行には下線が付きません。nolineクラスに属しているためです。</p>
<p>この段落の最初の行には、上記のCSSルールで定義されたとおり下線が引かれます。
残りの行は通常どおり表示されます。この例は、:first-line 疑似要素を使って、
任意のHTML要素の最初の行に効果を与える方法を示しています。</p>
</body>
</html>コードの解説
p:first-line— すべての p 要素の最初の行に下線(text-decoration: underline)を適用します。p.noline:first-line—nolineクラスを持つ p 要素については、下線を無効化(text-decoration: none)します。
このように、クラスセレクターと組み合わせることで、特定の要素だけ :first-line の効果を除外することも可能です。
:first-lineで使える主なプロパティ
:first-line 疑似要素には、すべてのCSSプロパティを指定できるわけではなく、以下のようなインラインレベルの装飾に関わるプロパティのみ有効です。
- font 関連プロパティ(font-size、font-weight など)
- color、background プロパティ
- text-decoration、text-transform、letter-spacing、word-spacing
- line-height など
段落の導入部分を強調したい場面でぜひ活用してみてください。
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