MongoDBで文字列をObjectIdにキャストする方法|aggregate()を使った変換手順を解説
MongoDBでObjectIdへのキャストに失敗するときは?
MongoDBでは、文字列として保存された_idを正しくObjectId型へ変換したい場面があります。そのような場合は、aggregate()メソッドを使用することで解決できます。
本記事では、実際のコード例を交えながら、文字列からObjectIdへの変換手順をわかりやすく解説します。
1. サンプルコレクションとドキュメントを作成する
まず、insertOne()メソッドを使って、文字列形式の_idを持つドキュメントを含むコレクションを作成します。
> db.demo460.insertOne({"_id":"5ab9cbfa31c2ab715d42129e"});
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : "5ab9cbfa31c2ab715d42129e" }この時点では、_idは文字列(String)として保存されている点に注意してください。
2. find()メソッドですべてのドキュメントを表示する
次に、find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを確認してみましょう。
> db.demo460.find();
実行結果は以下のようになります。
{ "_id" : "5ab9cbfa31c2ab715d42129e" }_idが引用符で囲まれていることから、文字列型であることが確認できます。
3. aggregate()を使ってObjectIdへ変換する
ここからが本題です。文字列の_idをObjectId型にキャストするには、aggregate()パイプライン内で変換処理を実行します。
> db.demo460.aggregate( [ idConvert ])
このクエリを実行すると、以下のような出力が得られます。
{ "_id" : "5ab9cbfa31c2ab715d42129e", "value" : ObjectId("5ab9cbfa31c2ab715d42129e") }ご覧のとおり、元の文字列の_idはそのまま残り、新しくvalueフィールドにObjectId型へ変換された値が格納されています。
まとめ
MongoDBで文字列をObjectIdにキャストする際に失敗する場合は、aggregate()メソッドを活用しましょう。パイプライン処理の中で変換を行うことで、既存のデータを壊すことなく、安全にObjectId型の値を取得できます。データ移行やスキーマ変更の際に特に役立つテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。
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