MongoDBコレクションの主キー(_id)を変更する方法
MongoDBでは、各ドキュメントに自動生成される「_id」フィールドが主キーとして機能します。この主キーは通常、一度設定すると変更できませんが、ドキュメントを削除して再挿入することで、新しい主キーを持たせることが可能です。
変更の手順
主キーを変更するには、まず既存の_idを削除する必要があります。forEach()を使ってドキュメントを順に処理し、削除と再挿入を行うことで、新しい主キーを取得できます。
1. サンプルコレクションの作成
まず、ドキュメントを含むコレクションを作成しましょう。
> db.demo41.insertOne({"StudentName":"Carol"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e25ce4acfb11e5c34d898e3")
}2. ドキュメントの確認
find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示します。
> db.demo41.find();
このクエリを実行すると、次のような出力が得られます。
{ "_id" : ObjectId("5e25ce4acfb11e5c34d898e3"), "StudentName" : "Carol" }3. 主キー(_id)を変更するクエリ
以下が、MongoDBコレクションの主キーを変更するためのクエリです。forEach()で各ドキュメントを取り出し、古い_idを変数に保存した後、ドキュメントから_idを削除して新規挿入し、最後に古いドキュメントを削除しています。
> var next = db.demo41.find()
>
> next.forEach(function(s) {
... var prevId=s._id;
... delete s._id;
... db.demo41.insert(s);
... db.demo41.remove(prevId);
... });4. 変更結果の確認
もう一度主キーを確認してみましょう。
> db.demo41.find();
実行すると、新しい主キーが割り当てられたことがわかる出力が表示されます。
{ "_id" : ObjectId("5e25cee5cfb11e5c34d898e4"), "StudentName" : "Carol" }注意点
- _idフィールドはイミュータブル(不変)であるため、直接更新することはできません。
- 上記の方法では、削除と再挿入の間に他のプロセスがドキュメントを参照している場合、一時的にデータが見えなくなる可能性があります。本番環境では注意が必要です。
- より安全な方法としては、新しい_idを指定してドキュメントを挿入し直すアプローチも検討できます。
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