MongoDBで重複エントリを防ぐ方法:ユニークインデックスの使い方
MongoDBで重複データの登録を防ぐには
MongoDBにおいて、コレクションへの重複エントリ(重複データ)の登録を防ぎたい場合、createIndex()メソッドを使ってユニークインデックス(一意のインデックス)を作成するのが最も簡単で効果的な方法です。
ユニークインデックスを作成すると、指定したフィールドに同じ値を持つドキュメントがすでに存在する状態で、再度同じ値を挿入しようとした際にエラーが発生し、登録が拒否されます。
基本構文
ユニークインデックスを作成する基本構文は以下のとおりです。
db.yourCollectionName.createIndex({"yourFieldName":1},{unique:true});
第1引数でインデックスを作成するフィールド名を指定し、第2引数のオプションでunique:trueを設定することで、そのフィールド値の一意性が保証されます。
実装例:ユニークインデックスの作成
それでは、実際に構文を実装してみましょう。以下のクエリは、avoidDuplicateEntriesDemoコレクションのUserNameフィールドに対してユニークインデックスを作成する例です。
> db.avoidDuplicateEntriesDemo.createIndex({"UserName":1},{unique:true});
{
"createdCollectionAutomatically" : true,
"numIndexesBefore" : 1,
"numIndexesAfter" : 2,
"ok" : 1
}
実行結果を見ると、numIndexesAfterが「2」になっており、新しくインデックスが追加されたことがわかります。
レコードの挿入
次に、作成したコレクションにレコードを挿入してみます。insertOne()メソッドを使用します。
> db.avoidDuplicateEntriesDemo.insertOne({"UserName":"John"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c90e1824afe5c1d2279d697")
}
「John」というユーザー名のドキュメントが正常に登録されました。
同じレコードを再挿入した場合の動作
ここで、まったく同じレコードを挿入しようとするとどうなるでしょうか。ユニークインデックスが設定されているため、以下のようなE11000 duplicate key error(重複キーエラー)が発生し、挿入は失敗します。
> db.avoidDuplicateEntriesDemo.insertOne({"UserName":"John"});
2019-03-19T18:03:08.465+0530 E QUERY [js] WriteError: E11000 duplicate key error collection: test.avoidDuplicateEntriesDemo index: UserName_1 dup key: { : "John" } :
WriteError({
"index" : 0,
"code" : 11000,
"errmsg" : "E11000 duplicate key error collection: test.avoidDuplicateEntriesDemo index: UserName_1 dup key: { : \"John\" }",
"op" : {
"_id" : ObjectId("5c90e1844afe5c1d2279d698"),
"UserName" : "John"
}
})
このように、エラーコード「11000」の重複キーエラーが返され、同じUserNameを持つドキュメントの登録が自動的に防止されます。アプリケーション側では、このエラーコードを捕捉して適切な処理を行う設計が推奨されます。
別のレコードを挿入
続いて、別のユーザー名を持つレコードを挿入してみます。値が異なるため、問題なく登録できます。
> db.avoidDuplicateEntriesDemo.insertOne({"UserName":"Carol"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c90e18d4afe5c1d2279d699")
}
登録済みドキュメントの確認
find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示してみましょう。
> db.avoidDuplicateEntriesDemo.find();
実行結果は以下のとおりです。
{ "_id" : ObjectId("5c90e1824afe5c1d2279d697"), "UserName" : "John" }
{ "_id" : ObjectId("5c90e18d4afe5c1d2279d699"), "UserName" : "Carol" }
結果から、「John」のレコードは1件のみしか存在せず、重複データが確実に排除されていることが確認できます。
まとめ
- MongoDBで重複エントリを防ぐには、
createIndex()で{unique:true}オプションを付けたユニークインデックスを作成する - 重複データを挿入しようとすると、E11000 重複キーエラーが発生して登録が拒否される
- 複数フィールドの組み合わせに対しても複合ユニークインデックスを作成できるため、要件に応じて柔軟に活用できる
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