MongoDBで最大IDを持つドキュメントを取得する方法
MongoDBでコレクション内の最大ID(ObjectId)を持つドキュメントを取得したい場合、find()メソッドとsort()、limit()を組み合わせることで簡単に実現できます。
この記事では、実際にサンプルコレクションを作成しながら、具体的な手順とクエリの書き方をわかりやすく解説します。
サンプルコレクションの作成
まずは動作を確認するために、ドキュメントを含むコレクションを作成します。以下のクエリを実行して、複数のドキュメントを挿入してみましょう。
> db.getElementWithMaxIdDemo.insertOne({"Name":"John","Age":21});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c8bbce480f10143d8431e1c")
}
> db.getElementWithMaxIdDemo.insertOne({"Name":"Larry","Age":24});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c8bbcec80f10143d8431e1d")
}
> db.getElementWithMaxIdDemo.insertOne({"Name":"David","Age":23});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c8bbcf580f10143d8431e1e")
}
> db.getElementWithMaxIdDemo.insertOne({"Name":"Chris","Age":20});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c8bbcfe80f10143d8431e1f")
}
> db.getElementWithMaxIdDemo.insertOne({"Name":"Robert","Age":25});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c8bbd0880f10143d8431e20")
}
コレクション内の全ドキュメントを確認する
find()メソッドを使うと、コレクション内のすべてのドキュメントを表示できます。pretty()を付けることで、見やすい整形された形式で出力されます。
> db.getElementWithMaxIdDemo.find().pretty();
実行結果は以下の通りです。
{
"_id" : ObjectId("5c8bbce480f10143d8431e1c"),
"Name" : "John",
"Age" : 21
}
{
"_id" : ObjectId("5c8bbcec80f10143d8431e1d"),
"Name" : "Larry",
"Age" : 24
}
{
"_id" : ObjectId("5c8bbcf580f10143d8431e1e"),
"Name" : "David",
"Age" : 23
}
{
"_id" : ObjectId("5c8bbcfe80f10143d8431e1f"),
"Name" : "Chris",
"Age" : 20
}
{
"_id" : ObjectId("5c8bbd0880f10143d8431e20"),
"Name" : "Robert",
"Age" : 25
}
最大IDを持つドキュメントを取得するクエリ
それでは本題です。最大IDを持つドキュメントを取得するには、_idフィールドを降順(-1)でソートし、先頭の1件だけを取得します。具体的には以下のクエリを使用します。
> db.getElementWithMaxIdDemo.find().sort({_id:-1}).limit(1).pretty()
実行すると、最大IDを持つドキュメントのみが出力されます。
{
"_id" : ObjectId("5c8bbd0880f10143d8431e20"),
"Name" : "Robert",
"Age" : 25
}
クエリの仕組み
このクエリが機能する理由を分解して見てみましょう。
sort({_id:-1}):_idフィールドを降順に並べ替えます。これにより、最も大きいObjectIdが先頭に来ます。limit(1): 結果を最初の1件に制限します。つまり、降順ソート後の先頭=最大IDのドキュメントだけが返されます。
なお、MongoDBのObjectIdは生成時刻の情報を含んでいるため、この方法で「最後に挿入されたドキュメント」を取得することもできます。ログデータの最新レコード参照など、実務でもよく使われるテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。
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