PHPでディレクトリをZIP圧縮する方法|ZipArchiveクラスの使い方を解説
PHPでは、標準搭載されている ZipArchive クラスを使うことで、フォルダ(ディレクトリ)のZIP圧縮・解凍を簡単に行うことができます。
ZipArchiveクラスは PHP 5.3 以降であればデフォルトで組み込まれているため、追加のインストールは不要です。ただしWindows環境で利用する場合は、php.ini の設定で extension=php_zip.dll を有効にする必要があるので注意しましょう。
ディレクトリをZIP圧縮するサンプルコード
以下は、指定したディレクトリ内のすべてのファイルを1つのZIPファイルにまとめる基本的な例です。
<?php
// 圧縮したいディレクトリ名
$pathdir = "Directory Name/";
// 作成するZIPファイル名
$zipcreated = "test.zip";
// ZipArchiveクラスのインスタンスを作成
$newzip = new ZipArchive;
if ($newzip->open($zipcreated, ZipArchive::CREATE) === TRUE) {
$dir = opendir($pathdir);
while ($file = readdir($dir)) {
if (is_file($pathdir . $file)) {
// ファイルをZIPアーカイブに追加
$newzip->addFile($pathdir . $file, $file);
}
}
closedir($dir);
$newzip->close();
}
?>
コードのポイント解説
1. ディレクトリとファイル名の指定
$pathdir には圧縮対象のディレクトリ、$zipcreated には出力するZIPファイル名を指定します。
2. アーカイブのオープン
open() メソッドの第2引数に ZipArchive::CREATE を渡すことで、ZIPファイルが存在しない場合は新規作成されます。処理が成功すると TRUE が返ります。
3. ファイルの走査と追加
readdir() でディレクトリ内を順に読み込み、is_file() でファイルかどうかを判定した上で、addFile() を使ってアーカイブへ追加しています。. や .. といったカレントディレクトリ参照は自動的に除外されます。
4. リソースの解放
処理が完了したら closedir() でディレクトリハンドルを閉じ、close() でZIPアーカイブを確定・保存します。
補足:サブディレクトリも含めて再帰的に圧縮したい場合
上記のコードは直下のファイルのみを対象としています。サブフォルダまで含めて圧縮したい場合は、再帰処理や RecursiveIteratorIterator(RecursiveDirectoryIterator)を組み合わせることで対応可能です。
<?php
$sourceDir = "Directory Name";
$zipFile = "test.zip";
$zip = new ZipArchive;
if ($zip->open($zipFile, ZipArchive::CREATE | ZipArchive::OVERWRITE) === TRUE) {
$files = new RecursiveIteratorIterator(
new RecursiveDirectoryIterator($sourceDir),
RecursiveIteratorIterator::LEAVES_ONLY
);
foreach ($files as $file) {
if (!$file->isDir()) {
$filePath = $file->getRealPath();
$relativePath = substr($filePath, strlen(realpath($sourceDir)) + 1);
$zip->addFile($filePath, $relativePath);
}
}
$zip->close();
}
?>
このようにZipArchiveクラスを使いこなせば、バックアップ処理やダウンロード用ファイルの生成など、さまざまな場面で活用できます。
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