C#のHashSetで要素数を取得する方法|Countプロパティの使い方を解説
C#のHashSetの要素数を取得する方法
C#のHashSet<T>に格納されている要素の数を取得するには、Countプロパティを使用します。Countプロパティは、HashSet内に現在存在する要素の個数をint型で返します。
HashSetは重複する要素を自動的に排除するコレクションです。そのため、同じ値を何度Addしても要素数は増えず、ユニークな値だけがカウントされます。この挙動については、後半の文字列の例で実際に確認できます。
例1:整数のHashSetで要素数を取得する
まずはint型のHashSetを使った基本的な例です。Countプロパティのほかに、Overlapsメソッド(共通要素の有無を判定)やContainsメソッド(特定要素の存在チェック)の使い方も併せて確認してみましょう。
using System;
using System.Collections.Generic;
public class Demo {
public static void Main() {
HashSet<int> set1 = new HashSet<int>();
set1.Add(25);
set1.Add(50);
set1.Add(75);
set1.Add(100);
set1.Add(125);
set1.Add(150);
Console.WriteLine("HashSet1の要素一覧");
foreach(int val in set1) {
Console.WriteLine(val);
}
Console.WriteLine("HashSet1の要素数 = "+set1.Count);
HashSet<int> set2 = new HashSet<int>();
set2.Add(30);
set2.Add(60);
set2.Add(100);
set2.Add(150);
set2.Add(200);
set2.Add(250);
Console.WriteLine("HashSet2の要素一覧");
foreach(int val in set2) {
Console.WriteLine(val);
}
Console.WriteLine("HashSet2の要素数 = "+set2.Count);
Console.WriteLine("共通する要素は存在するか? "+set1.Overlaps(set2));
Console.WriteLine("HashSet1に要素60は含まれるか? "+set1.Contains(60));
Console.WriteLine("HashSet2に要素60は含まれるか? "+set2.Contains(60));
}
}
出力結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
HashSet1の要素一覧 25 50 75 100 125 150 HashSet1の要素数 = 6 HashSet2の要素一覧 30 60 100 150 200 250 HashSet2の要素数 = 6 共通する要素は存在するか? True HashSet1に要素60は含まれるか? False HashSet2に要素60は含まれるか? True
set1とset2はどちらも6個の要素を持ち、100と150という共通の要素を含むため、OverlapsメソッドはTrueを返しています。また、60はset1には存在しないのでContainsの結果がFalseとなり、set2には存在するのでTrueとなります。
例2:文字列のHashSetと重複排除・IsSupersetOfメソッド
続いてstring型のHashSetの例です。「AB」と「EF」はそれぞれ2回Addされていますが、HashSetは重複を許さないため、要素数にはカウントされません。さらに、片方の集合がもう片方の上位集合(スーパーセット)かどうかを判定できるIsSupersetOfメソッドの使い方も見てみましょう。
using System;
using System.Collections.Generic;
public class Demo {
public static void Main() {
HashSet<string> set1 = new HashSet<string>();
set1.Add("AB");
set1.Add("CD");
set1.Add("EF");
set1.Add("AB"); // 重複のため追加されない
set1.Add("IJ");
set1.Add("KL");
set1.Add("EF"); // 重複のため追加されない
set1.Add("OP");
Console.WriteLine("HashSet1の要素一覧");
foreach(string val in set1) {
Console.WriteLine(val);
}
Console.WriteLine("HashSet1の要素数 = "+set1.Count);
HashSet<string> set2 = new HashSet<string>();
set2.Add("EF");
set2.Add("KL");
Console.WriteLine("HashSet2の要素数 = "+set2.Count);
Console.WriteLine("HashSet2の要素一覧");
foreach(string val in set2) {
Console.WriteLine(val);
}
Console.WriteLine("set1はset2の上位集合か? "+set1.IsSupersetOf(set2));
}
}
出力結果
実行結果は以下の通りです。
HashSet1の要素一覧 AB CD EF IJ KL OP HashSet1の要素数 = 6 HashSet2の要素数 = 2 HashSet2の要素一覧 EF KL set1はset2の上位集合か? True
合計8回Addを実行していますが、重複分の「AB」と「EF」が除外されるため、HashSet1の要素数は6となっています。また、set2の要素(EF・KL)がすべてset1に含まれているため、IsSupersetOfメソッドはTrueを返します。
まとめ
- Countプロパティ:HashSetの要素数を取得するための基本の方法。内部的に個数を保持しているため、O(1)で高速に取得できます。
- 重複の排除:HashSetは同一の要素を保持しないため、Countが返すのはユニークな要素の数です。
- 関連メソッド:Overlaps(共通要素の有無)、Contains(特定要素の存在確認)、IsSupersetOf(上位集合の判定)など、集合操作に便利なメソッドが標準で用意されています。
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