HTML DOM Textareaオブジェクトとは?作成方法からプロパティ・メソッドまで徹底解説
HTML DOM の Textarea オブジェクトは、HTMLドキュメント内の <textarea> 要素を JavaScript から操作するためのインターフェースです。このオブジェクトを使うことで、複数行テキスト入力欄の値の取得・変更や、表示サイズの調整などが動的に行えます。
Textareaオブジェクトの作成方法
新しい Textarea オブジェクトを作成するには、document.createElement() メソッドを使用します。
構文
document.createElement("TEXTAREA");
この構文を実行すると、まだページには追加されていない新しい textarea 要素がメモリ上に生成されます。その後、appendChild() などを利用してドキュメントに追加することで画面に表示されます。
Textareaオブジェクトの主なプロパティ
Textarea オブジェクトには、要素の状態や属性を取得・設定できる多数のプロパティが用意されています。代表的なものを以下にまとめました。
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
| autofocus | ページ読み込み時にテキストエリアへ自動的にフォーカスを当てるかどうかを取得・設定します。 |
| defaultValue | テキストエリア要素のデフォルト値(初期値)を取得・設定します。 |
| cols | テキストエリアの横幅(文字数単位)を指定する cols 属性の値を取得・設定します。 |
| disabled | テキストエリアが無効化(操作不可)されているかどうかを取得・設定します。 |
| form | テキストエリアを囲んでいる form 要素への参照を返します。 |
| maxLength | 入力可能な最大文字数を指定する maxLength 属性の値を取得・設定します。 |
| name | フォーム送信時に使われる name 属性の値を取得・設定します。 |
| placeholder | 入力前に表示されるヒントテキストである placeholder 属性の値を取得・設定します。 |
| readOnly | テキストエリアの内容を読み取り専用にするかどうかを取得・設定します。 |
| required | フォーム送信時に入力必須とする required 属性の値を取得・設定します。 |
| rows | テキストエリアの高さ(行数)を指定する rows 属性の値を取得・設定します。 |
| type | テキストエリアが属するフォーム要素のタイプ(「textarea」)を返します。 |
| value | テキストエリアに入力されている現在の内容を取得・設定します。 |
| wrap | テキストの折り返し方法を指定する wrap 属性の値を取得・設定します。 |
Textareaオブジェクトのメソッド
Textarea オブジェクトには、以下のような便利なメソッドが用意されています。
| メソッド | 説明 |
|---|---|
| select() | テキストエリア内のすべての内容を選択状態にします。 |
実装例:Textareaオブジェクトのサンプルコード
それでは、実際に Textarea オブジェクトを使って textarea 要素を動的に生成する例を見てみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<style>
body {
color: #000;
background: lightseagreen;
height: 100vh;
text-align: center;
}
.btn {
background: #db133a;
border: none;
height: 2rem;
border-radius: 2px;
width: 40%;
display: block;
color: #fff;
outline: none;
cursor: pointer;
margin: 1rem auto;
}
</style>
<body>
<h1>DOM Textarea Object Demo</h1>
<button onclick="create()" class="btn">Create Textarea</button>
<script>
function create() {
var ta = document.createElement("TEXTAREA");
ta.innerHTML = "Hi! I'm a textarea element in an HTML document with some dummy text.";
ta.setAttribute('rows', '8');
document.body.appendChild(ta);
}
</script>
</body>
</html>
実行結果

上記のコードをブラウザで開き、「Create Textarea」ボタンをクリックしてください。
ボタンがクリックされると、createElement("TEXTAREA") によって新しい textarea 要素が生成され、ダミーテキストが挿入されたうえで、rows 属性に 8 が設定されてページに追加されます。

このように、JavaScript の Textarea オブジェクトを活用すれば、ユーザーの操作に応じてテキスト入力欄を自由に動的生成・制御できます。フォームの拡張やインタラクティブなUIの実装にぜひ活用してみてください。
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