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Galaxyスマホを復活させる:Samsungのブロートウェアを削除して、サクサク快適な使い心地を取り戻す

Galaxyスマホを復活させる:Samsungのブロートウェアを削除して、サクサク快適な使い心地を取り戻す

公開日:2026年4月28日

著者のDigvijayはコンピュータサイエンス出身のテックライター。2018年にソフトウェア・製品レビューの執筆を始め、2022年からMUOの専任ライターとして、Android、エンターテイメント、インターネット関連のハウツーや解説記事を担当しています。Alphr、GuidingTech、TheWindowsClub、MakeTechEasierなど、多数の有名媒体への寄稿経験もあります。

私が約3年前に購入した格安Galaxyスマホ。最初の数ヶ月は快調だったのに、あっという間に動作がもっさりしてきました。そこで試したのが、Samsungが最初から仕込んでいたアプリ(ブロートウェア)の一掃です。root化も保証の失効もなし。用意するのはノートPC、USBケーブル、そして数個のコマンドだけ。「買ったその週にやっておけばよかった」と思えるほどの効果でした。

ブロートウェアがスマホに与える影響

ただの「ゴミ」以上の存在

Galaxyスマホを復活させる:Samsungのブロートウェアを削除して、サクサク快適な使い心地を取り戻す
クレジット:Digvijay Kumar/MakeUseOf

どのGalaxyスマホにも、自分で入れた覚えのないアプリが山ほど入っています。アプリドロワーを眺めると、十個以上の余計なアプリを発見。さらに厄介なのは重複アプリの存在です。Chromeの隣にはSamsung Internet、Googleメッセージと同じ役割のSamsung Messages、Playストアがあるのに別のGalaxyストアまで入っています。

困ったことに、これらのアプリは黙ってはいません。勝手に更新・同期を行い、アップデートを取得し、権限を要求し続けます。RAMが4〜6GB程度の格安機では、こうしたバックグラウンド動作がCPUを圧迫します。アプリをタップしても開くまで一拍遅れる、文字を打ってもキーボードが追いつかない。昼にはほとんど触っていないのにバッテリーが赤ゾーン――そんな日常になりがちです。

Samsungは提携・ライセンス契約を通じてこれらのアプリを搭載しており、ユーザーが電源を入れる前から収益を得ています。ハードウェアの代金はちゃんと払っているのに、その性能の一部は、自分で選んでいないソフトウェアの実行に奪われたまま。しかもSamsung製スマホでは、設定画面からほとんどのアプリをアンインストールすることすら許されていません。

私は何ヶ月もの間、「安いスマホなんてこんなものだろう」と諦めていました。ところが、本当にリソースを食いつぶしている犯人を調べてみると、それはハードウェアではなかったのです。

root化しないままアプリを一掃した方法

root権限は一切不要

目標は「保証を無効にせずにアプリを消すこと」です。格安Galaxyでは大半のプリインストールアプリがアンインストール不可で、ゲームランチャーSamsung Maxを長押ししても「アンインストール」の項目は出てきません。設定から選べるのは「無効にする」だけで、これはアプリをドロワーから隠すだけで、端末内には残り続けます。

そこで登場するのがADB(Android Debug Bridge)。Googleが無料で配布するコマンドラインツールで、PCとスマホをUSB経由でつないで操作できます。root権限なしで現在のユーザープロファイルからアプリを削除できるため、保証は無傷のまま。万が一の際は、初期化すれば削除したアプリを元に戻すことも可能です。

セットアップにかかった時間は約5分。まずスマホ側で設定端末情報ソフトウェア情報と進み、ビルド番号を7回タップして開発者向けオプションを表示させ、USBデバッグをオンにします。

PC側では、Googleの開発者サイトからAndroid Platform Toolsをダウンロードしてフォルダを展開。エクスプローラーのアドレスバーにcmdと入力してEnterを押せば、そのフォルダ内でコマンドプロンプトが開きます。スマホを接続してadb devicesと打てば、接続は完了です。

削除作業はすべてこの1コマンドで行えます。adb shell pm uninstall -k --user 0 に続けてアプリのパッケージ名を指定するだけです。-kフラグはキャッシュデータを残す保険のようなもの。まずSamsung Messagesで試したところ、ターミナルにSuccessと表示されました。以降のアプリもまったく同じ手順です。

以下は、私が実際に削除したアプリとそのパッケージ名です。そのままコピーしてお使いください。

  • ゲームランチャー(Gaming Hub)— com.samsung.android.game.gamehome
  • Samsung Messages — com.samsung.android.messaging
  • Samsung Max — com.samsung.android.vmanager
  • Samsung Members — com.samsung.android.voc
  • Smart Switch — com.sec.android.easyMover
  • Galaxy Themes — com.samsung.android.themestore

Samsungは設定画面のどこにもパッケージ名を表示してくれないため、このリスト以外のアプリを削除したい場合は、「〇〇 ADB パッケージ名」のように検索すれば、正確な文字列がすぐに見つかります。

作業前の注意:必ずSamsung Smart Switchでスマホのバックアップを取り、削除したパッケージ名をすべて記録しておきましょう。また、通話・メッセージ・決済など中核機能に関わるシステムアプリは絶対に削除しないでください。もし後に不具合を感じたら、adb shell cmd package install-existing に続けて同じパッケージ名を実行すれば、初期化せずにアプリを復元できます。

クリーンアップ後の心得

Samsungのソフトウェアアップデートによって、ADBで削除したアプリが復活・再インストールされることがあります。One UIの大型アップデートのたびに、adb shell pm list packages samsung を再実行して、何か戻ってきていないか確認しましょう。見つかれば、同じ削除コマンドでまた消せます。

さらに、今後インストールするアプリにも注意が必要です。Playストアの無料アプリ、特にユーティリティ系ツールやゲームは、Samsungのブロートウェアと同じようにバックグラウンドで動作することが少なくありません。Samsungのジャンクを片付けても、別の誰かのジャンクに入れ替えていては意味がありません。

Galaxyスマホを復活させる:Samsungのブロートウェアを削除して、サクサク快適な使い心地を取り戻す

Samsung Galaxy S26

SoC:Snapdragon 8 Elite Gen 5

ディスプレイ:6.3インチ Dynamic AMOLED 2X

RAM:12GB

ストレージ:256GB / 512GB

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