iPhoneの壁紙・ロック画面用テンプレートを簡単に作る方法【クイックヒント】
iPhoneにオリジナルのグラフィックを設定するのは、思っている以上に手間がかかるものです。特に、パソコンで作成したカスタム画像を端末上できれいに表示させるのは意外と難しい作業です。
この記事では、iPhoneやiPadのロック画面やホーム画面のアイコン・表示要素にぴったり合わせた背景画像を作る方法を、手順を追って解説します。
壁紙用テンプレートを作ろう
iPhone用のカスタムグラフィックを作り始める前に、まずロック画面とホーム画面それぞれのテンプレートを用意しましょう。作業自体はとてもシンプルですが、少し下準備が必要です。
まず、solidbackgrounds.comのようなサイトから無地のダーク系壁紙を入手します。解像度とアスペクト比は640×1136など、実用的なサイズを選んでおきましょう。
次に「設定」アプリを開きます。

ダウンロードした無地の壁紙を、ロック画面とホーム画面の両方に設定します。
続いて、ロック画面とホーム画面のスクリーンショットを撮影します。ロック画面を表示するには、一度電源をオフにしてから再度オンにします。ホームボタンを押し続けながらスリープ(電源)ボタンを押すと、シャッター音が鳴り、画面が一瞬フラッシュします。これでキャプチャー画像が「写真」アプリに保存されます。

同じ要領でホーム画面も撮影してください。

これで各画面のテンプレートが完成しました。メールでファイルを送信するか、iPhotoなどのツールを使ってパソコンに取り込みます。iExplorerなどのサードパーティ製ファイル転送アプリを使えば、端末からパソコンへドラッグ&ドロップで直接取り出すことも可能です。
画面デザインを作る
そもそも、なぜテンプレートが必要なのでしょうか。それは、画面の中には細かいグラフィックを置くと見栄えが悪くなるエリアがあるからです。例えば、ロック画面の時刻表示部分や、スライドしてロック解除するスライダーの部分などが該当します。こうした箇所は避けて描くか、逆にデザインのアクセントとして活かす工夫が必要になります。
テンプレートがあれば、iPhone画面の固定要素に合わせて背景のサイズや構図を自由に調整できます。例えば、レンガのテクスチャーも

木目の板のテクスチャーも

ロック画面に重ねて表示される数字やタイトルバー、スライダーの位置にぴったり収まるように配置できるのです。
ホーム画面でも同じことが言えます。画面要素の位置さえ把握していれば、Blender 3Dなどの3Dソフトで本棚風の「棚」を作り込むこともできます。以下はDeviantartで公開されている美しい作例です。

さらに、アイコンの位置が分かっていれば、背景側にドロップシャドウやグロー(発光)効果を仕込むことも可能です。

グロー効果はアイコンと一緒に動くわけではありませんが、静止状態のホーム画面はぐっとクールで個性的な印象になります。

完成した新しい画面画像をiPhoneに取り込む最も簡単な方法は、Dropboxなどのオンラインストレージにアップロードし、スマホのブラウザでそのページを開いて画像を保存することです。

あとは壁紙の設定画面を開いて、新しい画像を登録するだけで完了です。
補足: 本記事の手順はホームボタン搭載の旧モデル(iPhone 4/4sなど)を前提としています。Face ID搭載の機種では、サイドボタンと音量を上げるボタンを同時に押すことでスクリーンショットを撮影できます。
まとめ
自分だけのiPhoneのロック画面・ホーム画面を作るのは決して難しくありません。しかし、最初にテンプレートを作っておけば作業は格段に楽になり、画面の形状や固定要素に合わせた洗練された仕上がりを実現できます。ぜひ試してみてください。
レンガテクスチャー:Grzesiek(Flickr)/ 木目テクスチャー:FoxStox(Deviantart)/ iPhone 4の棚:vishalpandya1991(Deviantart)
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