GoogleアシスタントでAndroidの緊急ルーチンを作成する方法
緊急事態が発生したとき、テキストを入力したり電話をかけたりする余裕がないこともあります。Androidの緊急ルーチンを事前に作成しておけば、Googleアシスタントを使って素早く助けを求められます。簡単な音声コマンドやワンタップアイコンで、通話、メッセージ送信、録画の開始などを即座に実行できるようになります。
なぜAndroidの緊急ルーチンを作成すべきか
メッセージの送信自体は短時間で済みますが、状況によっては一秒一秒が生死を分けることもあります。例えば、人混みの中で銃撃事件に遭遇した場合、Googleアシスタントに声をかけるか、アイコンをワンタップするだけで、複数の人に「危険な状態にある」と知らせることができます。また、交通検問などで不安を感じるときは、緊急用の合言葉をアシスタントに伝えるだけで、音声や動画の録画を自動的に開始するルーチンを起動できます。
嬉しいのは、状況に応じて複数の緊急ルーチンを作成できる点です。ルーチンがトリガーされたときに実行するアクションを1つ以上割り当てられるため、シーンごとに最適な対応を準備できます。使わずに済むのが理想ですが、万が一の事態に備えておけば大きな安心につながります。
さらに、高価なアプリは一切不要です。ワンタップ操作を有効にするために無料アプリを1つダウンロードする必要がありますが、それ以外はすべてAndroidデバイスに標準搭載されている機能だけで完結します。
Voice Match(ボイスマッチ)を有効にする
Androidの緊急ルーチンを作成する前に、Googleアシスタントにあなたの声を学習させておく必要があります。すでにアシスタントを日常的に使用している場合は、この設定が完了している可能性があります。その場合はこのステップをスキップして、次のセクションへ進んでください。
- Googleアプリ(Gアイコンのアプリ)を開き、「設定」をタップします。
- 「Voice(音声)」に移動します。
- 「Voice Match」をタップし、Googleがあなた固有の声を認識できるようにセットアップを完了させます。この設定を怠ると、正しい言葉を発した他人でも緊急ルーチンを起動できてしまうため、必ず実施しましょう。
Androidの緊急ルーチンを作成する
緊急ルーチンの作成にも同じGoogleアプリを使用します。Googleアプリを開いて「設定」をタップし、「Googleアシスタント」を選択しましょう。
名前の下にある「アシスタント」タブを選択し、「ルーティン」をタップします。
ルーティン追加ボタン(右下の青い+マーク)をタップします。
次に「コマンドを追加」をタップします。ここに入力するのは、ルーチンを起動するために発する音声コマンドです。入力した内容は忘れないように、メモしておくことをおすすめします。入力が終わったら戻る矢印を押します。
続いて「アクションを追加」をタップし、コマンドを発したときにGoogleアシスタントに何をさせるかを指定します。自分で自由に入力することも、人気のアクションから選ぶことも可能です。
通話など一部のコマンドは手動で入力する必要があります。「Googleアシスタントコマンドを入力」ボックスに入力すると便利なコマンドの例は以下の通りです。
- 「〇〇さんに電話をかけて」(連絡先リストに登録されている通りの名前を正確に入力)
- 「〇〇さんに現在地を送信して」(位置情報サービスをオンにしておく必要あり)
- 「動画の録画を開始して」
実際には、これらのアクションをすべて組み合わせて、複数の人に同時に連絡することもできます。各アクションを1つずつ追加してください。アクションは登録した順番に実行されるため、連絡先への通知に遅延が生じないよう、録画開始の前にメッセージと位置情報の送信を設定するのが理想的です。
テキストメッセージ送信などの定番アクションを利用するには、「人気のアクションから選択」をタップし、「コミュニケーション」セクションの「テキストメッセージを送信」を選びます。宛先の番号とメッセージ内容の入力を求められるので、画面上部の「追加」をタップしてアクションを登録します。
必要なアクションの追加が完了したら、「アクションを追加」ウィンドウに戻り、「保存」をタップして設定を完了させましょう。
ワンタップアイコンを追加する
スマートフォンに話しかけるのが難しい状況では、画面上の特定のアイコンをタップするだけで起動する緊急ルーチンが便利です。この機能は「Action Blocks(アクションブロック)」と呼ばれています。
まず、Google PlayストアからAction Blocksアプリをダウンロードしてください。このアプリはGoogleアシスタントと連携していますが、音声の代わりにブロック(アイコン)を作成してアクションを実行します。
アプリをインストールしたら、開いて「アクションブロックを作成」をタップします。
単一のアクションだけのブロックを作成したい場合は、リストからアクションを選択します。先ほど作成した緊急ルーチンをそのまま利用したい場合は、「カスタムアクションを作成」をタップしてください。
先ほどルーチンのコマンドとして設定したのと同じ名前またはフレーズを入力します。その後、「常にアクションを読み上げる」のチェックを外し、「次へ」をタップします。
アイコン用の画像を選択し、ホーム画面での表示名を決めます。最後に「アクションブロックを保存」をタップします。
最後に、作成したブロックをホーム画面に配置します。アプリ内に手順の説明が表示されますが、作業はとても簡単です。まずホーム画面の空いている場所を長押しします。
「ウィジェット」を選択し、「Action Blocks」をホーム画面の空きスペースにドラッグします。プロンプトが表示されたら、新しく作成したアクションブロックを選択すれば完了です。
その他の注意点
音声コマンドを機能させるには、画面がオンになっている必要があります。ただし、画面のロックを解除してアシスタントのリスニングボタンをタップする方が、ロック解除後に手動で緊急アクションを実行しようとするよりもはるかに速いでしょう。また、Bluetoothを使用している場合は、スマートフォンがロックされた状態でも音声コマンドを有効にできます。この設定はGoogleアプリの音声設定から変更可能です。
Action Blocksなら、画面のロックを解除してアイコンをタップするだけで緊急ルーチンを実行できます。どちらの方法も素早く操作でき、あらゆる状況に確実に対応できるよう、両方を併用して設定しておくのもおすすめです。
Androidの緊急ルーチンの設定以外にも、Googleアシスタントには日々の生産性を高めるさまざまな便利機能が備わっています。ぜひ一度チェックしてみてください。
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