セキュリティ・アドベントカレンダー:クリスマスまで毎日ひとつ、実践したい24のセキュリティ対策
アドベントカレンダーといえば、毎日小さなお菓子やプレゼントが楽しめるもので、クリスマスまでの待ち時間を楽しくしてくれる定番アイテムです。では、あの仕組みをそのまま、あなた自身のセキュリティ向上に応用してみてはどうでしょうか。
以下は「セキュリティ・アドベントカレンダー」。クリスマスシーズンに実践したい24個のセキュリティ対策をまとめました。効果的に活用するには、まずこのページをブックマークして、12月の毎日ひとつずつ新しいアドバイスをチェックしていくのがおすすめです。

1. パスワードマネージャーの導入から始める
オンラインセキュリティを強化する最も重要な方法のひとつが、専用ツールにパスワードの作成と保存を任せることです。初めて使う場合は、パスワードマネージャー入門ガイドを参考にするとスムーズに始められます。
2. 二要素認証(2FA)を有効にする
二要素認証を設定すると、ログイン時にパスワードに加えてスマートフォン宛てに送られるコードが必要になります。できるだけ多くのアカウントで有効化しておくことが極めて重要です。
3. すべてのソフトウェアをアップデートする
デバイスに残った保留中のアップデートをすべてインストールしましょう。OSやアプリの更新だけでなく、ルーターなどのファームウェア更新も忘れずに。既知の脆弱性を抱えた古いソフトウェアほど、攻撃者にとって格好の標的になります。

4. HTTPS接続かどうかを確認する
ギフト購入時のクレジットカード情報など、機密情報をウェブサイトに入力する前には、ブラウザのアドレスがhttpsで始まっているか、鍵マークが表示されているかを必ず確認しましょう。安全でないサイトに個人情報を入力するのは絶対に避けてください。
5. ロック画面のセキュリティを見直す
PCやスマホは、PINコード、パスワード、指紋認証などの生体認証で保護するのが賢明です。設定しなければ、物理的に端末へ触れられる人なら誰でもログインできてしまいます。推測されやすい組み合わせは避けましょう。
6. SNSアカウントをロックダウンする
SNSでは、意図した以上の情報を発信してしまいがちです。すべてのプライバシー設定とセキュリティ設定を見直し、不特定多数に公開して問題ない情報だけになっているか確認しましょう。
7. 使っていないアプリ・開発終了アプリを削除する
もう使っていないアプリや、開発元によるサポートが終了したアプリは、システムから削除すべきです。こうした「ゾンビアプリ」は、新たな怪しい所有者によってデータ収集に悪用されたり、攻撃の足掛かりになったりする恐れがあります。

8. 自宅ネットワークを安全にする
クリスマスにゲストを迎える前に、自宅Wi-Fiネットワークをしっかり固めておきましょう。ゲストモードを使えば、ネットワーク全体を開放することなく簡単なアクセスを提供できます。各種セキュリティ設定を見直せば、外部からの不正利用のリスクも減らせます。
9. 個人情報の盗難(なりすまし)に警戒する
ID盗用がどのような経緯で起こるのか、発生時にはどんな兆候が現れるのかを把握しておきましょう。事前の知識と備えが、後々大きなトラブルになるのを防いでくれます。
10. すべてのサイトで一意のパスワードを使う
パスワードマネージャーを導入したら、各サイトごとに固有のパスワードを生成しましょう。パスワードマネージャーの安全性は保存する中身次第なので、弱いパスワードを登録したままにしないことが大切です。
11. 暗号化メッセンジャーを使い始める
SMSやFacebook Messengerなどのサービスは、会話を第三者の覗き見から守ってくれません。Signalのような暗号化メッセージアプリに切り替えれば、通信内容を参加者同士だけで秘匿できます。
12. 配送詐欺に注意する
プレゼントの到着を心待ちにする時期こそ、「配送確認のためリンクを開いてください」といったSMSやメールの詐欺に引っかからないようにしましょう。届いたリンクはクリックせず、必ず公式サイトに直接アクセスするのが鉄則です。
13. ウェブカメラを保護する
遠く離れた家族や友人とビデオ通話を楽しむ予定があるなら、ウェブカメラが不正アクセスされていないか事前に確認しておきましょう。

14. 決済アカウントをロックダウンする
PayPalなどの決済サービスは、この時期特に詐欺の格好の標的になります。二要素認証の設定や通知の見直しなど、アカウントを可能な限り強固に保護しておきましょう。
15. ブラウザ拡張機能を監査する
拡張機能は便利な一方で、危険の温床にもなり得ます。数分時間を取って、更新が止まっている拡張機能や信頼できなくなったものを無効化・削除しましょう。
16. 連携アカウントを見直す
多くのサイトやアプリでは、Google、Facebook、Appleなどのアカウントでサインインできます。ただし、これにより連携先サービスがデータを取得し続ける可能性もあります。使っていない連携は思い切って解除しましょう。
17. VPNの利用を検討する
VPNは、安全性が疑われる回線でウェブ閲覧をする際に、追加のセキュリティ層をもたらします。万能薬ではありませんが、使ったことがないならセキュリティツールのひとつとして検討する価値は十分あります。
18. 物理的なデバイスセキュリティを見直す
デバイスへの脅威はソフトウェアだけではありません。人の出入りが多い場所に住んでいたり働いていたりするなら、PC本体が盗まれないよう、物理的な施錠・固定対策も講じておきましょう。

19. デバイス追跡機能を有効にする
現在ほぼすべてのプラットフォームには、紛失・盗難時に端末を追跡できる機能が組み込まれています。Appleの「探す」やGoogleの「デバイスを探す」などが有効になっているか確認し、端末を取り戻せる可能性を最大限に高めておきましょう。
20. アカウント復旧情報を更新する
ほとんどのオンラインアカウントでは、パスワードを忘れた場合や不正アクセスされた場合に備えて復旧情報を登録できます。現在有効な予備メールアドレスと電話番号などを最新の状態にしておけば、アカウントを取り戻せる確率が大きく上がります。
21. ランサムウェア対策として定期的なバックアップを取る
ランサムウェアの被害に遭っても、最新のバックアップがあれば安心です。身代金を支払うかどうか悩む代わりに、バックアップから復元するだけで済みます。重要なデータは定期的にバックアップする習慣をつけましょう。
22. 詐欺の手口に関する最新情報を得る
悪質な手口は常に新しく生み出されますが、その多くは昔ながらのトリックの焼き直しです。代表的なインターネット詐欺のパターンをおさらいし、被害に遭う前に見抜ける力をつけておきましょう。
23. アンチウイルススキャンを実行・予約する
多くのアンチウイルスソフトは定期スキャンが設定されていますが、手動でのフルスキャンを時々実行するのも決して無駄ではありません。Malwarebytesのような専用スキャナーで「セカンドオピニオン」を得るのもおすすめです。
24. このリストを友人と共有する
ここまで完了すれば、セキュリティ・アドベントは制覇です。月初よりもはるかに安全な状態になっているはず。最終日にぜひ、このリストを誰かに送って、相手のセキュリティ習慣づくりを助けてみてください。
受け取った人は来年まで待つ必要はありません。送信された日から24日間で完了できます。友人のオンラインライフを守る手助けは、無料で贈れる素晴らしい贈り物になるでしょう。
コンピューターセキュリティという贈り物を自分に
12月中にこれらの対策を実践すれば、新年の抱負を公式に立てなくても、より良いセキュリティ習慣が自然と身につきます。一部の対策には時間がかかりますが、その努力は十分に報われます。
リスト全体に圧倒されそうなら、一度にいくつかずつ取り組めばOK。気づけばすべてカバーできているはずです。
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