Chromeの自動パスワード生成機能でWebセキュリティを強化する方法
KRACKなど最近発見されたWi-Fiの脆弱性があるとはいえ、ハッカーによってリアルタイムでパスワードを盗まれる可能性は実は極めて低いものです。
ほとんどすべてのパスワード漏洩は、次の2つの経路から発生します。
- ブルートフォース攻撃:数万通りものパスワードの組み合わせをアカウントに送り込み、どれかが一致することを狙う攻撃
- データベースハッキング:企業が保有するユーザーデータベースが侵害され、ログイン情報が流出すること
いずれの場合でも、パスワードを使い回さないことが最大の防御策になります。
gW$4*9Ps£7! のような強力なパスワードは、ILoveMyDog123 のような単純なパスワードに比べて、ブルートフォース攻撃で破られる可能性が格段に低くなります。さらに、アカウントごとに異なるパスワードを使用していれば、仮に1つのアカウントが侵害されても、他のアカウントは安全なまま保たれます。
パスワード生成機能といえばLastPassが有名ですが、オンラインツールは他にも多数存在します。しかし、実はこうした外部ツールは必ずしも必要ありません。Google Chromeには同じ機能が標準搭載されているのです。
Chromeの自動パスワード生成機能を有効にする方法
この機能を利用するには、Chromeの「フラグ(flags)」と呼ばれる設定を有効にする必要があります。フラグは実験的な機能であり、無関係な設定を変更するとシステムに悪影響を及ぼす可能性もありますので、慎重に操作してください。
以下の手順でChromeの自動パスワード生成機能をオンにできます。
- Chromeを開きます。
- アドレスバー(Omnibox)に chrome://flags と入力し、Enterキーを押します。
- ページ内を下にスクロールして Password generation(パスワード生成)という項目を探します。
- ドロップダウンボックスから Enabled(有効)を選択します。
自動生成されたパスワードの使い方
設定を有効化すると、Chromeがサイト上のパスワード入力欄を検出するたびに、ドロップダウンメニューにランダムなパスワードが自動的に提案されるようになります。パスワードの変更時や新規アカウントの登録時に、この提案をそのまま活用できます。
生成したパスワードの管理方法
自動生成されたパスワードは、紙に書き留めるか、信頼できるパスワード管理ツールに必ず保存しておきましょう。ブラウザ自体には保存しないことをおすすめします。Chromeの標準パスワードマネージャーは便利ですが、LastPassなどの専用サービスと比べるとセキュリティ面で劣ります。
Chromeの自動パスワード生成機能を使ったことはありますか?ぜひコメント欄で体験談をお聞かせください。
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